母の日の定番ギフトといえば切り花、鉢花共にカーネーションが人気です。しかし実際には、鉢花カーネーションは「つぼみばかりで咲かない」「すぐに枯れてしまった」といった残念な声も少なくありません。せっかくの感謝の気持ちが込められた贈り物だからこそ、しっかり色の出たカーネーションを選びましょう。
この記事では、花屋目線の本音として、なぜ「つぼみばかりの鉢花カーネーション」は避けるべきなのか、その理由と失敗しない選び方を詳しく解説していきます。
固いつぼみばかりのカーネーション何て、価値はありませんよ!
見た目は豪華!でも実は落とし穴?

店頭でよく見かけるのが、つぼみがたくさん付いたボリューム感のあるカーネーション。一見すると「これから長く楽しめそう」と思いがちですが、実はここに大きな落とし穴があります。
カーネーションのつぼみは、すべてが咲くわけではありません。特に鉢花の場合、固く閉じたままのつぼみは咲かないケースが多いとされています 。
つまり、「つぼみが多い=お得」ではなく、「咲かない可能性が高い花が多い」という可能性もあるのです。
なぜ母の日のカーネーションは質に差が出るのか
母の日は、カーネーションの需要が一年で最も集中するタイミングです。そのため市場には大量の花が出回り、どうしても品質にバラつきが生まれます。
出荷量が増えることで、「成長途中の花」「栄養が不足している株」「弱っている個体」こういったものも流通に乗ってしまうことがあります 。
その結果、「つぼみはあるのに咲かない」という現象が起きるのです。
実際に多い「咲かないつぼみ」の正体
一見すると普通のつぼみに見えても、中身がスカスカで花にならない偽つぼみが存在します。
触ると軽くて柔らかい、もしくは妙に硬い。そんな違和感のあるつぼみは、残念ながら咲くことなく終わる可能性が高いです。また、株自体に体力がないと、すべてのつぼみを咲かせることができず、途中で成長が止まることもあります 。

この写真のように、つぼみが多い株は一見魅力的ですが、すべてが開花するとは限らないという点に注意が必要です。

試しにつぼみを軽く摘まんで見てください。固いつぼみは中がスカスカの状態なものが多いはずです。このようなつぼみは絶対咲かないので注意が必要です。
よくある誤解が、「つぼみが多いほど長く楽しめる」という考え方です。確かに一部のつぼみは咲きますが、実際には咲かないつぼみが栄養を消費してしまい、咲いている花の寿命を縮める原因になることもあります 。
結果として、全体の満足度が下がってしまうのです。
つぼみの状態のものを選ぶなら

つぼみのものを選ぶなら、せめて画像のような色の出ているものを選びましょう。ただこの状態だと長く楽しむことは出来るかもしれませんが、贈り物としては少し寂しいですね。
やはり母の日に贈るなら華やかに咲いたものを選んで贈るべきですね(キッパリ!
花屋目線で言う「本当に良いカーネーション」
では、どんなカーネーションを選べばよいのでしょうか。
ポイントはシンプルです。すでにしっかり咲いている花があるものを選ぶこと。
花が開いているということは、「十分に育っている」「状態が安定している」「品質が一定以上」という証拠でもあります。また、葉にハリがあり、水分をしっかり含んでいる株も重要な判断基準です 。

このように、適度に開花しているカーネーションは安心感があります。つぼみは、おまけ程度に考えるのが、失敗しない選び方です。
ネットショップ購入は当たり外れが大きい!
カーネーションを選ぶならということで簡単に説明してきましたが、これはあくまで自分の目で確認できるリアル店舗での選び方です。
ネットショップで購入する場合そうはいきません。花色は選ぶことは出来るかもしれませんが、花の状態そのものは販売店舗におまかせになるので当たりはずれが出ることは間違いありません。さらに何百何千個と注文が入る花屋さんはいちいち花の選別などして送る時間的余裕はないので当然のように当たりはずれもさらに大きくなります。
また購入画面のサンプル画像は素晴らしく綺麗に咲いていますが、それが届くと思ったらかなり落胆しますよ。サンプル画像と同じような感じものはほぼ届かないと思って間違いないです。
実際に見て選ぶことの出来ないネットショップ購入の場合、信頼性の高いお店を選ぶことが大切です。
これはネットショップあるあるだけど、カーネーションの鉢って母の日1週間程度前(注文の場合)に入荷してしまうので、気温にもよるけど開花が進んでしまって花がダメになってしまうことがしばしばあります。そうなると花自体をカットするので、ちょっと見た目違和感が出てしまいます。しかし良心的な花屋さんは花をカットしたカーネーションは贈り物としてははじくところもあると思うのですが、中にはそんな状態のカーネーションでもそのまま送ってしまうところも実際あります。
鉢花カーネーションはあまり日持ちのいい花ではないのですが、処分する訳にもいかず、これは結構あると思う
まとめ|母の日こそ「見た目より中身」
母の日のカーネーション選びに必要なのは「つぼみが多い=良い花」ではありません。むしろ、しっかり咲いている花こそが安心できる選択です。
また簡単に購入できるネットショップは便利ですが、出来るなら自分の目で確認して選んで綺麗に咲き誇るガーネーションを贈ることをおすすめします。
ネットショップ運営者の言葉とは到底思えないけど、咲いてこそ花ですよ!

