「取引先のオフィス移転。お祝いといえば胡蝶蘭だけど、他の会社とかぶってしまうかも…」 「おしゃれなIT企業への移転祝い、もっとセンスの良い花を贈りたい」
法人ギフトの定番といえば胡蝶蘭ですが、結論から申し上げますと、移転祝いに胡蝶蘭以外のお花を贈るのは全く問題ありません。 むしろ、相手企業の雰囲気やオフィスの広さに合わせた「あえて胡蝶蘭以外」のセレクトは、担当者のセンスを感じさせ、良好な関係構築のきっかけになることも多いのです。
本記事では、法人ギフトのタブーを避けつつ、胡蝶蘭以外で喜ばれるおすすめの花や、絶対に失敗しない選び方のポイントをプロの視点で解説します。
なぜ「移転祝い=胡蝶蘭」なのか?その理由を知る
まずは、なぜこれほどまでに胡蝶蘭が選ばれるのかを整理しておきましょう。理由を知ることで、代替品を選ぶ際の「基準」が見えてきます。
- 「幸せが飛んでくる」という花言葉: 縁起の良さがビジネスに最適。
- 花持ちの良さ: 1ヶ月以上咲き続けるため、長くオフィスを彩る。
- 香りと花粉が少ない: 飲食店やクリニックでも清潔感を保てる。
- 格付けの分かりやすさ: 3本立ち、5本立ちなど、予算に合わせたランクが明確。
これらを踏まえつつ、同等以上の価値や喜びを提供できる「胡蝶蘭以外」の選択肢を見ていきましょう。
胡蝶蘭以外でおすすめの法人向けギフト5選

オフィスの雰囲気や、相手との親密度に合わせて選べる5つのスタイルを提案します。
1. 観葉植物(パキラ、ドラセナなど)
「オフィスに緑を」という実用面で、最も喜ばれるのが観葉植物です。
- メリット: 数年単位で長く楽しめ、空気清浄効果やリラックス効果がある。
- おすすめの種類: 「商売繁盛の木」と呼ばれるパキラや、「幸福の木」として知られるドラセナが定番です。
- 注意点: 育てる手間(水やり等)が発生するため、管理がしやすい種類を選びましょう。
胡蝶蘭以外ならこちらが一番おススメです。ただしオフィスならあまり寒暖差はないかも知れませんが、寒さに弱いもの(幸福の木は意外と寒さに弱い)もあるので注文の際は確認が必要です。
2. デザイン性の高いアレンジメントフラワー
バスケットなどに生けられたアレンジメントは、届いてすぐに飾れるのが最大の利点です。
- メリット: 企業のコーポレートカラーに合わせるなど、オーダーメイド感が出せる。
- おすすめのシーン: 開店祝い、ショールームの移転など、華やかさが必要な場面。
- ポイント: 「赤色」は火災を連想させるため、法人の移転祝いでは避けるのがマナーです。
3. スタンド花(1段・2段)
オフィスの入り口やビル共用部に飾る、大型のギフトです。
- メリット: 圧倒的な存在感があり、「お祝いが届いている」ことを周囲にアピールできる。
- おすすめのシーン: 1F路面店への移転や、自社ビルへの移転。
- 注意点: 設置スペースが必要なため、事前に「スタンド花を置くスペースがあるか」を確認するのが親切です。
- 価格:一般的に「1段=16,500円」「2段=22,000円」程度です。
お届け日は事前に確認が必要。大きい花なので当日に届けると嫌がる企業さんもあるのでこの辺は配慮が不可欠です。価格に関しては、都市部はもう少し高いかな(地域によって金額差有り)
4. プリザーブドフラワー(大型・壁掛け)
生花を加工した「枯れない花」は、近年の法人ギフトで急速に需要が伸びています。
- メリット: 水やり不要、数年持つ、花粉がない。
- おすすめのシーン: クリニック、受付カウンター、省スペースなオフィス。
- ポイント: 壁掛けタイプなら、デスクの場所を占領せずに飾ってもらえます。
5. 花瓶のいらない「そのまま飾れるブーケ」
最新のトレンドとして、自立するカップに入った生花も人気です。
- メリット: 相手に花瓶を用意させる手間を一切かけない。
- おすすめのシーン: スタートアップ企業や少人数のオフィスへの移転。
記憶が曖昧だけど、確か一番最初にアイデアを出した花屋さんは、次々に類似品が出るので、特許を取った旨を告知していたような。でもいつの間にか、どのお店でも扱うスタンダードな定番になっちゃったよな。でもこれって花束風だけど、アレンジメントだよねw
移転祝いで「胡蝶蘭以外」を選ぶ際の3つの鉄則
個性を出すのは良いことですが、ビジネスギフトとしての最低限のルールは守らなければなりません。
「赤色」と「火」を連想させるものを避ける
移転(引っ越し)祝いにおいて、「火事」を連想させる赤一色の花やラッピングはタブーです。赤を使いたい場合は、白や黄色と混ぜるなど工夫しましょう。また、ライターやキャンドルなどの「火」に関連するものも厳禁です。
気にする方はとことん気にするので、配慮したほうが間違いないです!
スペースへの配慮(サイズ感)
どんなに豪華でも、通路を塞いでしまう大きな植物は迷惑になってしまいます。
- 大企業・自社ビル: 10号サイズ(高さ160cm〜)の観葉植物もOK。
- 賃貸オフィス・中規模: 8号サイズ(高さ120cm前後)や、カウンターに置けるアレンジメント。
これはあるあるです。大きさが正義ではありませんw
立て札(御祝札)の記載内容
法人ギフトでは、花の種類以上に「立て札」が重要です。
- 基本の書き方: 「御祝」「移転御祝」+「送り主の社名・代表者名」
- 注意: 相手先の社名を入れる場合は、前株・後株などの間違いが絶対にないよう、ダブルチェックを徹底してください。
むしろこれが一番重要です。間違えると以降の取引にも影響するかもしれないくらい重要。必ず見直す!!
SNSやネットで完結!現代の法人ギフトの贈り方
最近では、急な移転の知らせにも対応できるよう、ネットショップでの手配が主流になっています。
住所を知らなくても贈れる「ソーシャルギフト」の活用
特にIT系企業やリモート中心の会社への移転祝いでは、担当者の出社日に合わせて届ける必要があります。
- メリット: 相手に受け取りURLを送り、都合の良い日時に配送設定してもらうことが可能。
- おすすめ: 「HitoHana(ひとはな)」などの大手サイトは、法人対応(請求書払い等)も充実しており、ソーシャルギフト機能も備わっています。
まとめ:相手の「新しい門出」に最適な花を
移転祝いの主役は、あくまで新しい環境で挑戦を始める相手企業です。
「みんなが胡蝶蘭だから」と安易に選ぶのではなく、「こちらのオフィスはシックな雰囲気だから、あえてスタイリッシュな観葉植物にしよう」「社長がお好きな青色の花を取り入れたアレンジメントにしよう」という配慮こそが、ビジネスパートナーとしての信頼を深めます。
ぜひ、相手の笑顔を想像しながら、最高の贈り物を選んでみてください。
※本記事は一般的なビジネスマナーに基づき作成しています。業界特有の慣習がある場合は、そちらを優先してください。
